「ボディ・アーティスト The Body Artist」ドン・デリーロ

「ボディ・アーティスト The Body Artist」を読んだ感想など。




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2006年05月16日(Tue)
「ボディ・アーティスト The Body Artist」ドン・デリーロ

図書館でなんとなく手にして、そのままなんとなく借りてきた。
この本の著者であるドン・デリーロ氏は1988年に全米ベストセラーとなった「あリブラ 時の秤」や、1985年に全米図書館賞を受賞した「ホワイト・ノイズ」などを書いている作家らしい。実は全く知らない作家であった。

「ボディ・アーティスト」というタイトルと、その表紙の絵から「いったいどんな話なんだろう?」と興味を持ったのだが、正直、最後まで読んでみたけれど、よく分からない話だった。訳者のあとがきによれば「この本はデリーロのものとしては異色のものという感もある」のだそうだ。
おそらく筆者が意識的にそうしているのだろうけれど、主人公の女性と、それに関わる人の口から発せられる言葉や声が、時間も誰のものかも分からなくなってしまう部分がある。
急いで読んだために私自身が混乱してしまったのか?もう一度ゆっくり読んでみるべきなんだろうか。

「ボディ・アーティスト The Body Artist」ドン・デリーロ
上岡伸雄(訳)/新潮社/ISBN4-10-541803-3